最後の北アルプス(下山)

2020.09.23 Wednesday 19:39
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    JUGEMテーマ:登山・トレッキング

     

     しばらく山頂からの景色を眺め下山開始。カニのヨコバイの最初の一歩は、先行した仲間から足の位置を教えてもらった。その後も岩場・鎖場があったが、もう二度と来ることはないと思い一歩一歩慎重に降りた。しかし、二度と来ることはないと思ったのは事実だが、体力の低下や敏捷さに欠けてきていることが自然とこうした慎重な行動をとらせたのかも知れない。

     

     途中の剣山荘で小休止。女性陣は買い物を楽しんでいる。何時でもどこでも楽しみ事があるのはいい事だ。劔澤小屋には、3時着。いつものように整理体操をする。シャワーを浴び着衣を乾かす。夕食時に、昨日が76歳の誕生日であったことを告げ、登頂祝いと共に誕生日を祝ってもらった。

     

     翌日は、真砂岳・雄山を経由して室堂に行く予定であったが、天候も悪く往路と同じ道をたどることになった。結果して幸運だったのは、もうすぐ室堂というところの山道の直ぐ脇で雷鳥に出会ったことだ。

     

     こうして念願だった劔岳への山行は終わった。その後同月下旬に鹿島槍ヶ岳から(下の写真)と、翌年(2017)9月に唐松岳から運よく劔岳の姿を見ることができた。

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    最後の北アルプス(劔岳登頂)

    2020.09.22 Tuesday 17:51
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      JUGEMテーマ:登山・トレッキング

       

       出発時の段階で、午前中は登山可との事だったが天候は次第に良い方に変わっていった。同宿の男性は二三度この小屋まで来たが天候が悪く登頂できなかったという。その点我々は恵まれている。いつもの通り、みんなで体をほぐす体操をして5時40分に出発。ガイド氏と私以外は、元気な女性陣のパーティーだ。百名山登頂間近の方もいた。最後尾につき、マイペースで登る。

       

       登りながら、参考にした記事を思い出した。2009年の岳人7月号別冊・夏山の特集1日本アルプス紀行に別山尾根コースの詳しい紹介がある。繰り返し繰り返し読んだ。NHKテレビの日本百名山「劔岳」も見た。そして、カニのタテバイまで来た。写真は振り返って見たルートだ。

       

       夏場は渋滞すると聞いていたが、この時期待つこともなくここもクリアして10時過ぎにあこがれの山頂を踏むことができた。

       

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      最後の北アルプス(出発)

      2020.09.21 Monday 20:32
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         山行の再開は、長いブランクのあと仕事が変わり動けるようになった平成14年(2002)頃からだ。関わりが多かったのは、次に述べるA登山学校だ。4年後の2006年、住んでいる街でも登山教室を開講したA登山学校で2年間座学・実技などを習い、以降山行計画を見て適宜参加していた。

         大きな山行の最後は劔岳と決めていて、その日を待っていたが、天候や諸事情が整わず一年延ばしになっていた。しかしついに、2016年9月初旬に出発の日が巡ってきた。

         

         早朝3時過ぎに家を出て高速道で約一時間半、登山学校の指定集合場所に着く。(私にとっては当学校の本拠地が遠いのが難点)。ガイドのN氏運転の車に乗り換え、顔見知りの他のメンバーを加え一路高速道をひた走る。その後、ケーブルカー・バスで室堂へ。夕方、剣沢小屋に着く。

         

        当日は、山岳ガイドの皆さんの訓練・講習の日とかで、小屋にはテレビでお見かけした大先輩がおられた。

         

         

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        梅雨明け

        2020.08.06 Thursday 20:20
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           梅雨が明けると途端に暑くなった。7月中は梅雨模様の天気が多く殆ど水やりをしなくて済んだが、これからはサツキ鉢などの水やりに注意が必要だ。日差しも強くなったので、藤棚の下など日陰のところに急ぎ移した。12号の大きさのサツキ鉢は重く感じ、そろそろ運ぶのが負担になってきている。

           シンビジュウム、君子蘭、その他の観葉植物も冬期間は室内に取り込んでおり、水やりの度に外に出すことを考えるとこれらも鉢数を減らすことにしよう。

           脱皮寸前のアブラゼミを見つけた。暑さを待っていたのだろうか。

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          初めての北アルプス(9) 下山 徳本峠〜島々

          2020.07.23 Thursday 18:50
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            JUGEMテーマ:登山・トレッキング 

             昭和35年(1960)7月19日 5時起床。朝食は登山の指導にあたった諸先輩方が作ってくれた。今日でお別れだが、みな親切な方々だった。9時過ぎに、テントなど何もかも全て整理し横尾谷を出発。徳沢を10時半通過、明神には11時半に着いた。ここで、リーダー、サブリーダーや他の参加者と別れ、友人と3人で島々へ下るために徳本峠に向かった。

             徳本峠までは登りだ。休憩なしで歩き続け、汗が噴き出してくる。12時半に昼食・休憩。午後1時過ぎに出発し、徳本峠小屋には1時20分に着いた。(今、ある本に載っている徳本峠から西穂稜線をとらえたという写真を見ているが、視界が良ければこのすばらしい景色を見たに違いない。)15分の休憩の後に出発し、岩魚止には2時25分に着く。休憩の後、2時50分に出発。(略)長い下りで歩くのが嫌になってきた。そして5時25分、遂にやっとのことで島々に到着した。宿をさがし登山靴を脱いだのは6時頃。久しぶりの入浴、ウイスキーで無事の山行終了を祝った。

             

             以上が私の思い出し登山「初めての北アルプス」である。冒頭に記したように槍ヶ岳などには最初で最後の登山となってしまった。以来今日まで、登山についてはなお初心者のままであるが、山への強いあこがれもまたそのまま続いている。

             なお、島々まで同行した二人はその後企業戦士となり活躍したが、既に鬼籍に入ってしまった。在りし日を偲び冥福を祈るばかりである。(2020.07.23)

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            初めての北アルプス(8) 奥又白ノ池

            2020.07.22 Wednesday 14:23
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              JUGEMテーマ:登山・トレッキング

               

              昭和35年(1960)7月18日 天候良し。横尾のベースキャンプを8時40分に出発し、奥又白の出合に9時15分に着く。小休止の後ガレ場を登り、また休憩。足元もしっかりしていない急坂だが、木々がまわりにはえているので心配することもない。12時に着き昼食をとった。池は綺麗という訳にはいかない。今写真を見ると、奥に前日登った常念岳が見える。今回の行程にこの場所を選んだのは、リーダーたちの訓練の場だったからか、あるいは小説「氷壁」にも出てくる場所だったからなのか。付近を少し散策して午後1時過ぎに出発。(途中略)4時40分にベースキャンプに着いた。今日は、全員(全部の班か)で登りサブリーダーたちはビールを調達のため不参加だった。

               夜は、キャンプファイヤーを燃やし、梓川の冷たい流れで冷やしたビールを飲み、歌をうたって無事登山計画が終わったのを喜びあった。(写真:奥又白ノ池)

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              初めての北アルプス(7) 常念岳・蝶ヶ岳(続き)

              2020.07.21 Tuesday 15:35
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                JUGEMテーマ:登山・トレッキング

                (昭和35年7月17日、一ノ俣より登り、10時50分「至槍ヶ岳」の道標に出会う)ようやく11時30分に常念小屋に着き、そこで昼食をとった。一昨日登った槍ヶ岳もよく見え最高の天気だった。12時15分出発。急なしかも足場も悪く落石の危険もある個所を通って午後1時に常念岳の頂上に着き、10分の小休止。ここからも槍ヶ岳や穂高岳そして名も分からない山々を眺めることができた。ここから下って鞍部を過ぎるとこれまでなかった松のトンネルや花の道(メモのまま)を過ぎ、お花畑付近で休憩する。追い越していった我々より年上の女性グループ十数名が、手を振っているのが見えた。今の山で会う女性は色彩豊かな服装に身を包んでいるが、当時の服装がどんな色合いだったか、全く思い出せない。

                 午後3時10分頃に蝶ヶ岳(現在は旧蝶ヶ岳となっているか)の頂上着。ここでも20分余り最後の景色をながめ3時35分下山開始。下り一方の登山道で、互いにトレイルランの競争のような小走りの下り方で1時間足らずで(4時30分に)ベースキャンプに戻った。(写真:常念乗越より)

                 

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                初めての北アルプス(6) 常念岳・蝶ヶ岳

                2020.07.20 Monday 16:40
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                  JUGEMテーマ:登山・トレッキング

                   昭和35年(1960)7月17日 天気良好。我が班は常念岳から蝶ヶ岳へ。別動隊は槍ヶ岳。6時50分に横尾のベースキャンプを出発し、一ノ俣には7時30分に着いた。小休止のあと右折し一ノ俣谷を登る。登山道は両岸にあるようだが橋はない。大変な谷沿いの登りで、沢を何度も徒渉し、時にはロープを張ってもらい進んだ。登山道は険しく鎖を使って登ったり降りたりで(メモには「よじおりたり」と書いてある)今回の登山で最も厳しいルートだった。今改めて地図を見ると滝の名がいくつも書いてある。10時50分に、「至槍ヶ岳」の道標に出会った。標高、2120m位とメモに残っている。

                   昭和34年4月発行の5万分の1の地図には、常念小屋からほぼ西の方角に、西岳小屋を経て槍ヶ岳へ行く登山道が記されている。道標は、この道と今回登った一ノ俣からの登山道の交点(三叉路)にあった道標ではないかと思う。なお、一ノ俣から登る登山道については、1991年のガイドブックには「増水時の登降注意」とあり、2001年のガイドブックには常念滝より少し先に「通行止め」、さらに上流には「通行禁止」と記載され、また最近の地図には登山道として明示されていない。廃道となったのか、今頃になって初めて大変な所を登ったことに気が付いた。続く。(写真:渡渉)

                   

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                  初めての北アルプス(5) 穂高岳

                  2020.07.19 Sunday 13:48
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                    JUGEMテーマ:登山・トレッキング

                     

                     昭和35年(1960)7月16日 絶好の天気。前穂の先が朝日に照らされて白っぽくなっている。立っているとひんやりとしてセーターを着ても寒いくらい。6時半過ぎに出発する。途中から急な登りになり、8時45分涸沢を過ぎてから雪渓を登る。急な斜面である。リーダー、サブリーダーが後ろについていた。9時35分に登り切ってザイテングラートの一番下部のところに着く。小休止の後10時30分に穂高小屋(穂高岳山荘)着。頂上を見上げてもガスで見えない。10時50分に頂上目指し出発し、11時30分に着いた。この登りも楽ではなかった。槍ヶ岳がちらっと見えた時もあったが、写真に残すことができなかった。12時25分頂上から下山開始。今思うと随分長く頂上にいたものだ。他の登山者も少なくて「密」にならず、風もなかったからか。穂高小屋(穂高岳山荘)には12時55分着。大休止のあと午後1時30分に出発し、途中の雪渓でグリセードの練習、涸沢小屋には2時55分着、4時45分にベースキャンプに着いた。(写真:涸沢より)

                     

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                    初めての北アルプス(4) 槍ヶ岳

                    2020.07.18 Saturday 14:11
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                      JUGEMテーマ:登山・トレッキング

                       今朝、何気なくラジオのスイッチを入れたら「山カフェ」が始まったばかりだった。「槍ヶ岳」や「白山」と言う山の名が聞こえて来た。偶然だが、本日の投稿は槍ヶ岳登山だ。(蛇足だが、白山登頂はこの5年後の事) 

                       昭和35年(1960)7月15日、今日から登山。天候は相変わらず悪く曇り空。6時15分出発。7時前に一ノ俣。当時のメモに小屋は老朽化していると記されている。7時45分に槍沢の小屋に着く。この辺にはまだ緑の木々がある。小屋に着いた時から雨が降りだす。8時出発。少し行くとガレ場の登り、右手に赤沢山がそびえ立っていた。ときどき雨や霧雨のなか、殺生小屋(ヒュッテ)に10時25分に着く。昼食をとってから、少し先の肩の小屋(槍ヶ岳山荘)まで登り12時に小屋近くにリュックをおろす。12時10分出発。12時35分に頂上へ着く。一行10名ほどの仲間と写真を撮る。雨はやんでいたが、眺望はきかない。

                       登るときも難儀して登ったが、下りも鎖などにつたわりながら降りた。1時05分にリュックをデポしたところに戻り、1時30分に殺生小屋着。また雨が降り出す。雪渓を2度通過し3時10分槍沢を経て4時50分にベースキャンプに戻った。穂高に行った班は雨のため引き返したとの事。(写真は、地図の裏面に押した殺生ヒュッテのスタンプ Sessho Hut Mt.Yari )

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